Undertale RTAガイド [準備編]
※注意:本記事はゲーム「Undertale」の一部ネタバレを含みます!
UndertaleはそのRTAのしやすさから海外RTA勢からの人気も熱く、海外のスピードランサイトである「speedrun.com」では数百人の走者が記録を投稿しています。
他の方の走りを見て、自分もRTAをしようと考える人も出てくるかと思います。そういった日本の方のために少しでも参考になればと思い、ここに書き記すことにしました。
まず初めとして、UndertaleでRTAをする際に何をすれば良いのかを書いていきます。
またテクニック・(パンチカード)バグ技についてガイドはこちら → リンク
初めに(せっかちな人向け)
今すぐRTAについて全て知りたい人は以下のURLを見てください。(文章は英語)
複数の走者が情報共有して書き上げられたUndertaleのRTAガイドです。基本的にここに書いてあることを読めば必要なことは全て分かります。
各カテゴリーのチャートもかなり詳細に載っているため、走る方は熟読しましょう。
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これと一緒に見ればほぼ全てのカテゴリーの知識をカバーできます。
海外のスピードランの記録集積サイト「speedrun.com」のUndertaleのガイド集です。
英語ですが、キー入力を可視化しながら実際にやり方を見せているビデオが付いているものもあり、テクニック面の練習にとても役立つでしょう。
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以下の説明は、Rhombu氏のガイドを参考に最低限必要なことを日本語で書いたものとなっています。
Undertale RTAの基礎的なルール
多くのカテゴリーに関して共通する必須ルールを2つ(と、もう1つ)書きます。
ニコニコ動画に投稿する際も、(特殊なルールを除いて)①と②は守るようにしましょう。
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①セーブデータの削除(完全リセット)
Undertaleのゲーム内リセットは完全にゲームのフラグをリセットすることができず、セリフの変化からタイムが変化してしまいます。
そのためRTAをする際は「セーブフォルダ内のデータを削除する」ことが要求されています。
Undertaleのセーブフォルダは、ユーザーファイル内の
「(ユーザー名)→AppData→Local→UNDERTALE (UNDERTALE_Linux_steamver)」
の中にあります。「appdata」は隠しフォルダ扱いなので注意。
この中に含まれているデータを全て削除することで完全リセットが完了です。
※プレイにゲームパッドを使用する人の場合は、ボタン配置の情報を保存している「config」ファイルのみ残しておいて構いません。それ以外は全て消してね。
ただしsteamのクラウド機能を使用しているとセーブデータが復活する可能性があるため、steamの設定画面の「クラウドを有効にして~」のチェックボックスをOFFにしておいてください。
RTAの最中に失敗してやり直しする場合は、再度開始前にセーブフォルダ内を削除することを忘れないようにしてください。冒頭のFloweyのセリフが変化するため、一発でバレます。
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②デバッグモードのOFF
このゲームではゲームデータの一部情報の書き換えにより、「デバッグモード」と呼ばれるRTAの練習にとても最適なモードを起動することができるようになっています。
(詳しくはRhombu氏のガイドを参照)
ただし本走の際にはデバッグモードは失格行為とみなされるため、デバッグモード使った練習の後に本走を始める時はOFFにしたかを確認してから走るようにしましょう。走り始めた数十分後に判明した場合は目も当てられませんからね。
※デバッグモードONの状態では、特有の表示が見えるようになるため誤魔化せません。
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(③MODやパッチの解除)
speedrun.comではMODやパッチの類を当ててRTAをすることは認められていません。
このサイトに記録を投稿する際はそれらを解除してから走る必要があります。
2017/8/16 より公式日本語版が発売されました。言語を日本語にして記録投稿することはspeedrun.comでも認められます。
各カテゴリーRTAのルール
どのルールで走るかをあらかじめ決めておきましょう。基本的に自分の好きなルートを走るのをおすすめしますが、それぞれ難易度が異なるためプレイヤー本人の力量との相談になるでしょう。
英語バージョン(v1.0~1.001)と日本語バージョン(v1.05~)でカテゴリーが分離されているので、speedrun.comへの記録提出の際はご注意ください。
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①Neutral Ending(Nルート)
通常ルートをできるだけ早く攻略します。
パンチカードバグ等のバグ技はいくらでも利用して構いません。
イベント攻略やバグ技の技術や知識を問われる難度の高いRTAです。
・タイム計測開始地点:名前決定の「Yes」を押した瞬間
・タイム計測終了地点:Photoshop Flowey戦後の扉に触れた瞬間
このカテゴリーのチャート → リンク
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②True Pacifist Ending(TPルート)
できる限り早くみんなと一緒に地上に帰還してください。
パンチカードバグ等の使用は認められます。
Nルートと同様の知識・技術の他に、TPルートへの攻略テクニックが問われます。
・タイム計測開始地点:名前決定の「Yes」を押した瞬間
・タイム計測終了地点:スタッフロール前の、Torielと手を繋いだ後に表示されるテキストボックスを閉じた瞬間
このカテゴリーのチャート → リンク
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③Genocide Ending(Gルート)
決意の元に、地下世界の虐殺に励みましょう。
一部バグ技が存在するため、それを使用してもOK。
他のルートと比較して強力なボスが居るため、それらの練習は必須でしょう。
また、エンカウント運によってタイムに大きく影響が出るRTAでもあります。
・タイム計測開始地点:名前決定の「Yes」を押した瞬間
・タイム計測終了地点:Charaの問いかけに「ERASE」もしくは「DO NOT」を選んだ瞬間
このカテゴリーのチャート → リンク
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④Neutral Glitchless(Nルート バグ禁止)
通常エンディングに臨んでください。
ただし、バグ技の使用を一切禁止されています。
Gルートに酷似したチャートですが、Core殲滅とSans戦が必要ありません。
・タイム計測開始地点:名前決定の「Yes」を押した瞬間
・タイム計測終了地点:Photoshop Flowey戦後の扉に触れた瞬間
このカテゴリーのチャート → リンク
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⑤TPE Glitchless(TPルート バグ禁止)
平和主義を貫いて、早く地上に出てください。
ただし、バグ技の使用を一切禁止されています。
唯一Mettatonイベントを攻略する必要のあるRTAのため、これを突破するための知識が要求されます。
・タイム計測開始地点:名前決定の「Yes」を押した瞬間
・タイム計測終了地点:スタッフロール前の、Torielと手を繋いだ後に表示されるテキストボックスを閉じた瞬間
このカテゴリーのチャート → リンク
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⑥All Yellow Credits(TPルート 全黄色クレジット)
エンディングのモンスターの名前部分を全て黄色にしましょう。
基本的にTPルートRTAと同じですが、各モンスターへの適切なACT法やエンカウント手段を追加で覚える必要があります。
・タイム計測開始地点:名前決定の「Yes」を押した瞬間
・タイム計測終了地点:スタッフロール前の、Torielと手を繋いだ後に表示されるテキストボックスを閉じた瞬間
※証明のために、録画はエンディング終了まで続けることをオススメします。
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⑦その他
この他にもTemmieさんを大学に行かせるRTAや、Lesser Dogくんの頭を画面端までめり込ませるRTA、Hard ModeのRTAといった特殊カテゴリーもたくさん存在しています。
・Hard Mode
・Lesser Dog
・Temmie College
・Early Punch Card
・New Game+
・Soulless Pacifist
・All Endings
チャート・資料は以下のURLから確認してください
https://docs.google.com/document/d/e/2PACX-1vTPviOTzI_JbFMlXIZBGoQOAIUdnb623BtfJaKhXd_GSw7sEQFwT76CmkI5XnSZ2KACPfj4st4HVqS8/pub
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基本的に走る人の好みは「N・TPルート系統(①②⑤⑥)」か「Gルート系統(③④)」で分かれると思います。
初心者さんへのおすすめは
「N・TPルート系統」 → ⑤TPE Glitchless(TPルート バグ禁止)
「Gルート系統」 → ④Neutral Glitchless(Nルート バグ禁止)
です。
この両者なら難しいバグも不要のため、気軽に走ることができます。
ゲームのバージョンについて
実はUndertaleには複数のバージョンが存在し、どのバージョンを使うかによってRTAの難度やタイムが変化していきます。現在3つのバージョンが存在し、以下の通りです。
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①Version v1.05~v1.08 (PC/PS4/Vita)
PC版の最新バージョンです。
言語設定として「日本語」が追加されました。
文字数の関係から日本語版でプレイすることによってタイムを短縮することができます。
☆v1.05ではアズゴアの戦闘前やアンダインの口上イベントの設定にミスがあり、これが修正される以降のバージョンより数秒短くなっています。
<PS4/Vita>
実績として追加された「いぬじんじゃRTA」ができるハードです。
ただし実機操作ではコントローラの使用を強いられる関係により、フレームレベルの操作難度が向上しています。
<PC>
キーボードによって各ボタンを複数のキーで操作することができます。
ただし今バージョンよりシステムが変更され、同一ボタンの1フレーム差の操作が受け付けられなくなりました。このため、以前可能だった一部のバグ技を使うことができなくなっています。
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②Version v1.001
原語版のみのバージョンとなっています。
後述のv1.0と比較して幾つかのバグが修正されているため、このバージョンは旧バージョンよりも8~10秒遅くなるとされています。このため、このバージョンは最も遅いとされています。
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③Version v1.0
一番初めにリリースされたバージョンです。
幾つかのバグが修正される前の状態なので、v1.001よりも8~10秒早いとされています。
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④Version Linux v1.001
これはLinux OSユーザー向けにリリースされたバージョンです。
「Linux OSユーザー向け」とは書いたものの、データファイル名の拡張子をwindows用に変更してwindows版のデータと差し替えることでwindowsユーザーでも使用可能です。(ガバガバじゃねぇか)
v1.001同様、とあるバグが修正されており使うことができないようになっています。
☆ただし特筆すべき点として、
ZキーとEnter(共に決定キーに当たる)のうち、片方押した状態でもう片方のキーを押しても入力がキャンセルされずに認識してくれる仕様
となっています。
このバージョンのおかげで、パンチカードバグを使う際の1フレーム差入力や高速文字送りの難易度が格段に下がりました。
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⑤Version v1.10(Switch)
Switch版のバージョンです。
Switch版特有のボスが追加され、All Yellow Creditsのカテゴリーに専用ルールを追加するきっかけとなりました。
また、このバージョン最大の特徴として「長いエレベーターはスイッチを押さなくても部屋を出入りするだけで各階を往復できるバグ」が存在し、この結果理論上のGルート最速バージョンという立場を得ることとなりました。
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また現在、日本語版導以前と以後でカテゴリーが分離されています。日本語版の最速は「v1.05」、英語版の最速は「v1.001Linux」(※)となっています。両者を比較すると、日本語版が早いことがほとんどです。
※厳密には英語版の最速ではないのですが、他と一線を画した利便性があるため最速タイムが期待できるバージョンとなっています。
日本語版は一部のイベントスキップが使えない状態ですが、文字数が短い分だけ各イベントの時間が短くなります。封殺されたスキップ分を加味して余りあるほど短縮が見込めるわけです。
またLinux版の「同時押しがキャンセルされない」という特性はバグ技や文字送りの精度を格段に上げるため、バグを使用するRTAでは有利なバージョンとされています。
各バージョンの導入法
各バージョンの導入方法を書いていきます。基本的に③を導入することをオススメします。
Steamからの導入方法ですので、DRMフリーで購入された方はsteam用コードをもらい、steamからダウンロードしてください。
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①Version v1.08
最新バージョンですので、steamから普通にダウンロードすれば手に入ります。
※v1.05を導入したい方は⑤へどうぞ。
ゲームデータの入ったフォルダは
「C:→Program Files (x86)→Steam→steamapps→common→Undertale」
にあるため、このフォルダの中身をデスクトップに作った任意のフォルダに突っ込みます。
RTAの際は、この用意したフォルダ内の「UNDERTALE.exe」から起動しましょう。
こうすることでRTAをする用のデータと、普段遊ぶようの(パッチやMODを導入したりした)データを分けることができます。
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②Version v1.001
まず初めにsteamのライブラリからUndertaleの欄を右クリックしてプロパティを開きましょう。
そこから「ベータ」タブをクリックして、「old_version_101 -」を選択してください。この後のダウンロードが終われば、データファイル内にv1.001がダウンロードされています。
フォルダの中身をデスクトップに作った任意のフォルダに突っ込みます。
RTAの際は、この用意したフォルダ内の「UNDERTALE.exe」から起動しましょう。
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③Version v1.0
まず初めにsteamのライブラリからUndertaleの欄を右クリックしてプロパティを開きましょう。
そこから「ベータ」タブをクリックして、「old_version_100 -」を選択してください。この後のダウンロードが終われば、データファイル内にv1.0がダウンロードされています。
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④Version Linux v1.001
SRCよりバージョン変更パッチが配布されています。
最初に元となるv1.001を②のようにダウンロードし、フォルダを用意しておきます。
「C:→Program Files (x86)→Steam→steamapps→common→Undertale」へとアクセスして、このフォルダの中身を全てデスクトップに作った任意のフォルダに移動させて、その中のsteam_api.dllファイルを削除してください。
次に『v1.001Linuxパッチ』をダウンロードします*1 → ・配布ページ ・直接DL
続けてパッチ適用ソフト『Floating IPS』をダウンロードします → 配布ページ
この内、メインになるのは【datawin_patch】の方です。もう片方の【runner_patch】の適用は任意ですが、Linux特有のバグを活用できるようになり、なおかつデメリットは特にないためこちらも適用することをお勧めします。
Floating IPSを開き、以下の通りに操作しましょう。
- [Apply Patch]を選択する。
- [Select Patches to Use] と表示されたウィンドウから、パッチ適用ファイルを選択する。
- [Select File to Patch]と表示されたウィンドウから、先ほど移動させたUndertaleフォルダの中から『data.win(datawin_patchを適用する時)』もしくは『Undertale.exe(runner_patchを適用する時)』を選択する。
- [Select Output File]と表示されたウィンドウから、3で選んだファイルをもう一度選択してファイルを上書きする。
- パッチ適用が成功すれば完了です!
RTAの際は、この用意したフォルダ内の「UNDERTALE.exe」から起動しましょう。
※Linuxユーザーは旧バージョンから「ver1.001」を選んでダウンロードするだけでOK。
※このバージョンでセーブした時のセーブデータは、Localフォルダの「Undertale_Linux_steamver」のところに記録されます。
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⑤Version v1.05
④と同様に
SRCよりバージョン変更パッチが配布されています。
最初に元となるv1.08を②のようにダウンロードし、フォルダを用意しておきます。
「C:→Program Files (x86)→Steam→steamapps→common→Undertale」へとアクセスして、このフォルダの中身を全てデスクトップに作った任意のフォルダに移動させて、その中のsteam_api.dllファイルを削除してください。
次に『v1.05Linuxパッチ』をダウンロードします*2 → ・配布ページ ・直接DL
続けてパッチ適用ソフト『Floating IPS』をダウンロードします → 配布ページ
Floating IPSを開き、以下の通りに操作しましょう。
- [Apply Patch]を選択する。
- [Select Patches to Use] と表示されたウィンドウから、パッチ適用ファイルを選択する。
- [Select File to Patch]と表示されたウィンドウから、先ほど移動させたUndertaleフォルダの中から『data.win』を選択する。
- [Select Output File]と表示されたウィンドウから、3で選んだファイルをもう一度選択してファイルを上書きする。
- パッチ適用が成功すれば完了です!
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ただしこのままだと起動できない人が居たりと、何かしらの支障が出ると思います。原因の大半はアプリケーションのsteamとの連携です。そういった方はこの先にある「クイックロードの準備」の見出しを確認してください。
また、導入終了後に一部ユーザーで「音がならない」という問題が発生すると思います。
これはゲームフォルダそのもの、あるいはそれより上の階層のフォルダ名に日本語が混じっている場合に起きます。Undertaleくんは日本語がワカラナイのです。
デスクトップにRTA用フォルダを用意した場合、大抵はユーザー名が原因です。
その場合はフォルダをCドライブ直下に置くなどして、代わりにexeファイルのショートカットを作ってデスクトップ等の分かりやすい場所に配置すると良いでしょう。
クイックロードの準備
Steamで購入したUndertaleを起動する場合、通常は初めにSteamへの接続を経由するかと思われます。しかし、このせいでロードに時間がかかり、再起動の時などにタイムロスしてしまいます。
そのためSteamへの接続機能を遮断してやることで、ロード時間の短縮をすることができるようになります。speedrun.comのルールでも、例外的に認められている手法です。
各バージョンによってやり方が異なるため、それぞれ明記します。
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①v1.05~v1.08とv1.001とLinux v1.001
用意したフォルダ内の「steam_api.dll」というフォルダを削除してください。
これで完了です。
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②v1.0
Steamフォルダ内のUndertaleのフォルダに「UNDERTALE.exe」が単独で入っていると思います。
これを「7-zip」等の解凍ツールを使って解凍してください。
解凍して出来たファイルは任意のフォルダを作って全て移し、その中の「steam_api.dll」を削除して完了となります。
これを行った後にv1.0で走る際は、作成したフォルダ内の「UNDERTALE.exe」を経由して起動するようにしてください。
Discordコミュニティ
「Discord」というテキスト・ボイスチャットアプリケーションにてUndertaleのRTAコミュニティがあります。Undertale RTAについて質問・議論を交わしたり雑談を行う場所です。RTAに興味がある人、これから走ってみたい人も歓迎します!PCブラウザを使えば会員登録の必要もありません。
日本向けのサーバーも新たに作りました。是非ご参加ください!
Undertale Speedrunning Community 【英語サーバー】
→ https://discord.gg/WamtcyN
※ 規模が大きく情報も集めやすいです。
※ 日本人向けの日本語チャンネルが開設されました!
Undertale RTA (JP) 【日本語サーバー】
→ https://discord.gg/rBQ3cRG
※ のんびりとやってます。日本走者さんがいるので質問も可能です。
最後に
パンチカードバグやGルートのボス戦の練習をする際、それぞれの場面のセーブデータがほしいと思う時があると思います。
以下にリンクを張っておきます。
http://www.speedrun.com/undertale/resource
ここのページにあるSavesという欄には、バグ技を使う各シーンの直前のセーブデータや、Gルートの2大ボスとの戦闘直前のデータ、特殊カテゴリーで使用する専用のセーブデータなどが投稿されています。
各場面の練習に大いに役立つと思います。
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ここまでの作業を行えば、あとは実際にRTAをするだけです。
先駆者のチャートを参考にしたり自分なりに検証を重ね、自己ベストやライバルの記録を上回れるよう目一杯楽しんでください。
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。
読みづらい所もあるかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
あなたが良いタイムを記録できることを心より願います。